2018年03月05日

「生きる」ということ

今は分からなくても
どんなに遠回りしても
周りまわった全部が
ある日意味があることだったんだと
繋がる時が来る。

昨日は友人と谷川俊太郎さんの話をしていました。友人が持ってきた「生きる」という詩。友人がそれを選んで、これからやろうとしている事を心底応援したくなりました。
心に触れる作品と出会った時、自分の中でも何かが動き始める。私もそんなものが作りたいと思いました。

先程、別の友人から赤ちゃんが無事に生まれたと、報告をもらいました。
とてもとても嬉しい。おめでとう!
ふたりとも、私がやりたい事を助けて、叶えてくれた大切な友人です。

いろんな事が動き出す春。

この冬は体調を崩したり、車が修理からずっと戻らなかったり、イベントが決まらなかったりと、何かが停滞しているような、動けない状況だったのだけど、同じものづくりをしている友人たちと一緒に笑い会える時間に希望をもらえました。
そして今年はtohkaさんでイベントさせてもらう事になりました。その場にいたみんなが「楽しみだね」って温かい言葉をかけてくれて、なんだかとてもありがたいなぁって思いました。

それぞれが自分の心の中にある星を輝かせて生きている。
私はそんな人が集う場所が好き。

ほんとうは誰もが必ず持っている心の星。
私はずっと長い間、自分の心の声を聞かないように生きていました。それを聞いてしまったら、人とは違う生き方になってしまうのが怖かった。だけど本当は「生きる」という事は、誰一人として同じではない。

ほんのりと光るこの星が、自分の本当の声を知っている。
眩しすぎる光で見えなくなりそうになっても、いつだってここにある。
だから、立ち止まって、耳を澄ます。
そこからまた何かが始まるんだと思う。
この想いを形にしていきたい。

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posted by ゆきこ at 20:18| Comment(0) | 日記

2018年02月21日

明日から「ぬのことば展」はじまります

明日から別府の雑貨店、poche(ポッシュ)さんで展示をさせていただきます。

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ぬのことば展
椎原由紀子、スクリーンプリントの布作品
2/22(木)〜3/6(火)
在店日
2/24(土)、2/25(日)、3/6(火)
在店時間11:00〜16:00

poche
別府市大畑4-1サンライズ河村1F
open 10:30〜17:00 土曜日〜18:00
定休日 水曜、第1、3日曜

今日は搬入に行ってきました。私は週末在店します。
とても楽しみです。

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とってもステキなpocheさんの空間!

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グリーンのスカートの裾にはタンポポをそっとひとつプリント。

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春色のベストも作ってみました。

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鳥たちも新バージョンです。
大きな目が可愛らしい小鳥たち。
pocheさんの空間になんだかぴったり合っている感じがしました。
(上の写真は自宅で撮影したものです)

春まであと少し。
今年の冬はびっくりするほど寒かったですね。あまりに寒いし、体調も崩して気持ちも沈みそうになりましたが、春には希望の花が咲くことを夢見て、がんばりました。
こんな時に周りの人や、友人達から朗報をもらうと嬉しくなります。
ありがとう。
私はちゃんと進めているかな?
春の気配がしてくると、想像力も豊かになりそうです。希望を作りたい。

pocheさんでお会いできたら嬉しいです!
お待ちしてます。

posted by ゆきこ at 22:22| Comment(0) | 日記

2018年01月22日

伝えたいひとつの言葉

もし、ひとつだけ言葉が使えるとしたら、何を伝えるでしょうか?
たくさんある言葉のなかから何を選びますか?

私はずっと前、アメリカへ留学していたことがありますが、それはそれは会話ができない学生でした。初めての語学学校の時に、ペアになって地図を見ながら英語で道順を説明する授業があったのですが、あまりにも喋れないので、コロンビア出身の女性に「この人は喋らないからペアを変えて欲しい」ときっぱり言われてしまった苦い記憶があります。
よく考えると、私は日本語でも道順を人に教えることが苦手です。だいたい言葉に詰まりながら、右、左を間違えて教えてしまう事がよくあります。日本語でできないことは英語でもできないものです。普段からおしゃべりでもないので、やっぱり英語で日常会話ができるようになるのも、すごく遅かったです。

そんな私も何年か経って、本格的に布のアートの授業に入れば、あまり喋らなくても作品を見て理解してもらえるようになりました。作品は私の言葉でした。
でも、やっぱり間違うのが恥ずかしくて授業中に積極的に意見を言ったりすることができませんでした。

留学して3年経つとさすがに自分も諦めが出てきて「ああ、私は英会話が上手くなることはないんだ。それなら下手くそなまま話していいんだ」と思い始め、間違っていても気楽に喋れるようになってきました。その時くらいからようやくアメリカ人のクラスメイトの輪の中に入れるようになった気がします。
ある授業で知り合った友人(女性)は金髪のベリーショートで、タトゥーにピアスにロックな感じで、でも口調がとても穏やかで優しくて女性らしくて、私にとても親切にしてくれました。私が英語を聴きとれないときは、ちゃんと説明してくれて、嫌な顔ひとつしませんでした。いつも可愛らしいジョークで周囲を和ませてくれていました。

そんな友人と会話をする時に、親切にしてもらった時のお礼が「Thank you」だけだとなんだか足りない。
私が一番伝えたいことってなんだろう?その時に素直に出てきた言葉が
「You make me feel happy」(あなたは私を幸せな気持ちにするよ)でした。
それを伝えたら、同じ言葉が返ってきて、なんだかジーンときたのを今でも覚えています。

日本語は自由に使えるだけに、ついついたくさんの言葉でごまかして、本当のことが伝わらないことってあると思います。本当に一番伝えたい言葉は何か?を知っていたら、大事な時にちゃんと伝えられるし、なんだか心のお守りになるような気がしています。

私は作ることでも、言葉を伝えたくて「ぬのことば」にしました。

届きますように。

当時の私の作品はとてもマニアックでエネルギッシュ。もう今ではこんな感じの作品は作れないなぁ。
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今の作品。たくさんの人との出会いで作風も変化してきました。自由に飛べるようになりました。
いつでも柔らかな、ことばを届けたい。
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posted by ゆきこ at 00:54| Comment(0) | 日記