2019年06月27日

立ち止まる時間

実は個展のタイトルにしようかと思っていたこの言葉、
「立ち止まる時間」

進んでいくだけがすべてじゃない。
効率よく何かをしようとすると、なんだか質感や特徴が失われるような気がする。
それが誰がしたものだか分からなくなるし、誰でもいいものになる。

非効率なものほど、複雑でおもしろい。
生産性のない時間は、なんだかほっとする。
立ち止まって見入ってしまうものは、雑草だったりする。

私は、誰かにふっと足を止めて見て感じてもらえるような、空間を作りたい。

私は何のために創るんだろう?
作ったものを売って生きていくためだけならば、創作に苦しむだろう。
誰かに喜んでもらうためだけならば、自分を見失ってしまうだろう。
結局は自分のため、なのかもしれない。
自分の内から溢れる想像が、誰かの喜びになったら、喜びのありかを見つけられるからかもしれない。

私は立ち止まって考える。
木漏れ日のしたで
満天の星空のしたで

結局はみんな違う答えを持っていて、どんな答えを選んでもたぶんいい。
大事なのは、自分でそれを見つけることなんだと思う。
立ち止まる時間のなかに、小さな心の声が聞こえてくる。

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posted by ゆきこ at 23:12| Comment(0) | 日記