canowさんにはたくさんのノートがあって、これまでお店に訪れた方が自由に言葉やイラストを残しています。作家さんが描いたイラストから、小学生の女の子のかわいい絵もあります。それぞれの記憶の足跡がここにあってとてもステキでした。
canowさんの夕暮れどきの窓からは店内のほうが明るく見えて、かわいい雑貨店さんの異空間が楽しめます。お店の前を通りかかって外からオブジェに気づいた方の表情がぱっと変わる瞬間が嬉しかった。
私はいつもそのために作っているような気がする。
手で生み出されるものには、それぞれのストーリーが宿っている。それを作る人、売る人、買う人の想いが重なったときに、またそこから新しい物語が始まっていくように思います。
canowさんはそんな想いを大切にされているお店だなぁと感じました。
私はほんの数日の在店でしたが、穏やかでとても楽しい時間でした。
布オブジェたちが旅立って行った場所で新しい物語の風にふんわりと舞いますように。
ありがとうございました!



