2019年02月12日

共感する事

私は昔、ほんの少しだけニューヨークで、生地をデザインする会社でインターンをしていました。
憧れの街、ニューヨークですが、私は性格的にあまり都会の生活が向いてないようです。自然が多いところをのんびり散歩したい、できれば家で制作していたい、そんな人間は都会にいてもあまり意味がないのです。
後になって気がつきました。
ところでインターン中は、人気の生地のサンプルを見せられて「この生地に似た感じのデザインを作ってください」という仕事が大半でした。デザインは全く同じでもいけないし、全然違っていてもいけない。ただ見比べた時に、やはり似てないといけない。それが流行っているのだから。
当時私は、仕事とはそんなものなのだろうと思っていました。
売れそうなものを作る、それが仕事。。。
でも当時の私は、技術の足りなさから仕事量の多さをこなせず、たとえそれらを作っても、いくら作ってもどこか虚しさを感じ、その会社を辞め日本へ帰りました。

何かを真似る事、人気のものを参考にする事、それはとてもありふれた事だと思います。
人それぞれにそこに答えを持てばいいのだと思う。

ただ最近思ったのが、何かに共感するという事は、流行のものとは全然違うという事。
何かを見て共感する時は
ある人の、純粋にその人だけが持っているもの、その人の経験から発せられるものに、共感している、そんな気がする。

強さ、弱さ、優しさ、怒り、悲しみ、喜び、すべて
今の自分、これまで生きてきた道、これからの未来
そんなものが重なり合って表現されたもの

それに出会った時に、なぜだろう?強くて熱い想いが湧き上がってくる。
共感するって
全く違う人生を生きている人の純粋な心の声を、全く違う人生を生きているのに自分の事のように感じられる時

それってすごいなぁと思うのです。
あなたがあなたであること。
わたしがわたしであること。
それがイコールになる時がある。

何だか、わたしはとても、そういうのが創りたくなりました。

いつかきっと。
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posted by ゆきこ at 21:32| Comment(0) | 日記