

マル模様を切り抜き、2000枚くらいになったところでひと休み。(写真は1000枚くらい)
まだ切ります。
そして縫いつなぎます。
この作業、なんだか編み物にも似ています。ひと目ひと目を繰り返し、セーターが仕上がるような感じです。
仕上がるものを思い描きながらの作業は、なんだか夢中になります。
どんな風に出来上がるのか、見てみたい。
どんな風に布たちが空間を泳ぐのか、見てみたい。
ずっとずっと同じような日常でも、少しずつ変わっていて、きっと何かになっている。
ちゃんと思い描いていれば、たどり着ける。
でも多分、思い描いていたものと、たどり着いたものは、少し違うんだろう。
だからこそ、どんな風に違うのかを見に行きたい。
月はいつだって空の上にあるけれど、いつも新鮮な感動がある。
感動は何気ない日常にひっそりと隠されている。
それを見つけていきたい。それを作品にしたい。
