2016年05月31日

「生まれてきたひとつぶ」ありがとうございました!

「生まれてきたひとつぶ」作品展とピアノコンサート終了しました。
期間の2日間、雨にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただきました。本当にありがとうございました!
私はこのイベントが決まってからずっと、何かに届けたくて、作品を作ってきました。自分に出来ることを精一杯やるしかなくて、未熟な自分と共に、走ることを決めました。
だから、いろんな方にお越しいただけた事がとてもありがたく、嬉しかったです。空間を楽しんでいただけたでしょうか?
また、これからがんばって作っていきたいと思います。新しいワクワクを届けられますように。

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イベント前日に日香里さんの作品がやってきました。私はその色鉛筆画を見た時に、心のなかにやさしい風が吹き抜けるような気がしました。粒や丸、点で描かれた繊細な絵は見ていると、すぅっと吸い込まれていくようです。細密に描いてあるのに、こんなに爽やかな絵は、今まで見たことないかもしれません。
私が演出した空間に日香里さんの絵がやってくることで、場がきりりと引き締まった気がします。私はもうワクワクしてきました。

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「birth calendar」大切な人の生と死を綴る
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大切な人の誕生日、ご命日などを書き込んで、ずっと使えるカレンダー。想いの込められた、なんてステキなカレンダーなんだろう。

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日香里さんの「birth calender」はたくさんの方の元に旅立って行きました。


私の演出は空間に小さな生きものを飛ばしました。蝶、トンボ、鳥、タンポポの綿毛をモチーフにした白い丸、そして草もどこかにあります。
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今回は小さいものが空間に散らばっているので、写真にうまく収まりません。実際に来て体感していただくのが一番でした。

昆虫には人の魂が宿るってどこかで聞いた事があった気がしました。私は悲しい気持ちの時に、自宅の近所の竹林に散歩に行くと、赤トンボがたくさん飛んでいました。なんだかそれに勇気をもらい、もうそれを作るしかないと感じました。
このオーガンジーで作った昆虫たちがみんなの想いを届けてくれますようにとの願いを込めて。


28日、重松さんのピアノコンサート。我が家で初めての音楽会です。古い木材の梁に、美しい音楽が染み込んでいくような感覚になりました。
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これまで、いろんな場所で重松さんの即興演奏を聴いてきましたが、その場所で紡ぎ出される音が、本当にそこで生まれているって事を改めて実感しました。私はなんだか、我が家の歴史の音がしているように聴こえました。長い長い時間、私だけではない、たくさんの人が住んできたこの家。その音に涙が出そうになりました。
きっとみなさんそれぞれに、音に想いを重ね、それぞれのイメージを受け取ったのではないのでしょうか?
演奏中の重松さんは時に何かが降りてきているかのように、気迫に満ちていて、その音は繊細で美しく、流れるような響きでした。音のシャワーがどんどん空間に広がっていくようでした。

ああ、素晴らしかった…。うまく言葉にできませんが、私の魂が喜びました。

ライブでは手作りクッキーの差し入れがありました。お世話になってる「ここちカフェむすびの」のシェフさんからです。香ばしくて、とても美味しいクッキーをありがとうございました。
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友人がお花のアレンジをプレゼントしてくれました。想い出の器にかわいい野草のアレンジ。そして小さなバラの蕾がひとつ。「明日咲くかもしれないですよ」と渡してくれたのですが、本当にライブ当日に美しい花が開きました!
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今回、お客様にたくさんの差し入れをいただきました。美味しいお菓子やパン、お花など、来てくださっただけでもありがたいのに、本当にありがとうございました!

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そして、多分きっと一番遠く、岡山から来てくださったYさん。Yさんの笑顔や優しさにいつも元気をもらっています。ありがとうございます!

今回は私の作った洋服を着てコンサートに参加してくださった方も多くて、そのお気持ちがとてもとても嬉しかった。みなさんに出会えたことが幸せです。

それにしても出会いって本当に不思議。ものづくりをしていてよかった。私はあまりトークで自分を表現するのが上手くないと思っていて…だけど私の作品が私と人を繋げてくれているような気がしています。
今回バタバタしていまして、最後は販売場所に居れなかったので、旅立っていった作品をどなたが購入してくださったのか、いまいち把握できておりません。すみません。もし、私に会った時は「これ買ったよ」って教えてください。

イベント中、うちの人見知りなフクちゃんは大丈夫だろうか?と心配しましたが、たくさんの人に可愛がっていただき、フクも嬉しそうでした。夜はぐっすり寝てました。
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まだまだ余韻もありますが、さて、また新しい場所に進んで行こうと思います。ここまで来れたのはみなさんのおかげ、そして助けてくれた家族や友人たちのおかげです。私、助けてもらってるんだなぁ、ありがたいなぁって、自分が何かをすることで、ようやく実感できた気がします。本当にありがとうございました!

そして日香里さん、重松さん、素晴らしい時間をありがとうございました!
また一緒に創ろうね。
posted by ゆきこ at 21:55| Comment(0) | 日記

2016年05月19日

「生まれてきたひとつぶ」への想い

このブログでも時々語ってますが、またまたこの時期、語らせてください!
あれは2011年の秋でした。
たまたま訪れた、竹田のカフェで聴こえてきた重松さんのピアノの音色。豊かな音が星のように散りばめられたその音色に、うわーって初めての感動を覚えました。私はそれまで、ピアノに興味がありませんでした。幼少の頃、少し習ってはいたものの、楽譜が読めず、楽しみ方がわからず、残念ながら好きだなぁって思えたことがなかったのです。だけど、どういう訳かそんな私の心に届いたのが、重松さんのピアノの音でした。

その時は私は仕事を辞めたばかり、これから先の未来に大きな不安を抱えていました。そして持ち歩いてる所持金も少なかったのですが、ライブの記念に買って帰ろうと、持っていたお金でギリギリ買えたCDが、この「いのちの音」。

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重松さんの音にぴったりの、色とりどりで繊細で美しいイラストが描かれたこのCDジャケットは、奥さんの重松日香里さんの作品。自分の想像の世界が新しく広がっていくようで、見ただけで、ワクワクしました。

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このCDを買って帰った事は正解でした。お金がないからと言って、ワクワクを我慢してはいけない。今なら分かります。
家に帰って、しばらくは重松さんの音楽に浸りつつ、CDジャケットをうっとり眺めていたら、なんと!ホームページがある事を発見。

重松さんのホームページに書かれてある、テーマを読んで、音楽に対する重松さんの想いが、自分の創作に求めていた想いと重なるような気がしました。そして、ブログのなかにあった言葉。娘さんのつむぎちゃんに宛てた言葉「僕は君の全てを肯定するよ」。この言葉に涙がポロポロこぼれました。

それで、重松さんにファンレター(メール)を送ったのです。感動した、お礼が伝えたくて。
それまでの私は、誰かにファンメールを送ったりなんて、やったこともなかったし、ブログのコメント蘭に書き込みをするような事すらも、恥ずかしくてできなかった。だけど、感動って一気に何かのハードルを超えられるんですね。ただ、想いを伝えたい、ありがとうが言いたい、それだけでした。

でもそんな、ほんの些細な自分の想定の枠を少しずつ越える事で、私の新しい旅が始まった気がします。
その後、重松さんの音楽といろんな場所でコラボさせてもらいました。
新しいことは怖くて、越えなければいけない自分のハードルもある。でも、ずっとやりたい事を後回しにしていた昔に戻りたくなくて、ただ前へ進む事を考えました。そうしたら、多くの助けてくれる手がありました。人生って本当に不思議ですね。

あれからもうすぐ5年。自宅で重松さんと日香里さんとのコラボが実現します。
でも自宅…って私のなかでは、まずありえない場所でした。

以前から私はあまり自宅(実家)に自分の居場所を見つけることができませんでした。だから、普段あまり自分らしいものを置いてなかったのです。でも、自分がやりたい事をやっていく中で、いつしか家族が理解してくれるようになり、私も変わっていきました。



話は変わって、我が家は築88年だそうです。11年前、雨漏りがして、屋根も傾きかけたこの家を、古民家再生を専門としている建築士さんの手によって、再生していただきました。その時の建築士さんが、とても素敵な方で、ボロボロの我が家の下見に来てくださった時に、古い材を愛おしそうに眺め、「これは活かそう、あれは、いい材だね」って、目を輝かせながら語ってくださっていたのを覚えています。自分の好きな事を仕事にする人は本当にキラキラしている、そう思いました。
その方は数年前に、この世から旅立たれてしまったのですが、住み心地のいい家にしてくださった事、本当にありがたいなと思っています。
そして家の再生が完成した11年前に、その方が「ここで音楽会ができたらいいだろうね」って言ってくださった事。その言葉がずっと心に残っていて、今回、やっと実現できるなぁって思いでいます。

私はその事を想い出しながら作品を作っています。どこかでその方が見ていてくれるんじゃないかな?届くといいな。

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そんなたくさんの想いを込めて「生まれてきたひとつぶ」開催します。
これは私にとって、何かが終わるような気もしていて、そして新しい始まりでもある気がしています。
ピンときてくださった方、ぜひ来て欲しいです。新たなご縁が紡がれるといいな。

28日(土)はゆったり展示がご覧になれます。ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。私は、日香里さんの絵がこの空間にやってくるのがとても楽しみなんです。そして、いろんな方とお話しできたらいいなと思っています。

29日(日)の重松さんのコンサートはまだお席があります。重松さん、日香里さん、私、3人のコラボ。絵と布オブジェのある空間で、どんな音が生まれるのか、ぜひ体感しにいらしてください。きっといい時間になります!お越しくださった方々と音楽に耳を傾け、想いを共有できる時間になるといいなと思っています。

想いを込めて、届けたいと思います。

詳細
生まれてきたひとつぶ

posted by ゆきこ at 20:10| Comment(0) | 日記

2016年05月09日

「ガラクタに咲いた花」@森のテラス14日です!

今年も参加させていただきます。
「ガラクタに咲いた花」東京、仙川、森のテラスのライブ。
いよいよ、今週末、14日(土)です。
毎年人気のこのライブ、山口ともさんのユニークで独創的な廃品打楽器の演奏と、重松壮一郎さんの美しく、ノスタルジックなピアノの音色の掛け合いが、キラキラおもちゃ箱を開けたように、わくわくします。
そして、大人も子どもも、間違いなく笑えます!ほんと、「おもしろかったー、楽しかったねっ」て言えるライブなんです。

この機会にぜひ、ご参加ください♪
私はオブジェや布小物を出店します〜。新しく制作したのものもありますので、ぜひ見に来てください〜。

詳細、ご予約はこちらから
http://www.livingthings.org/garakuta/summary.html

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posted by ゆきこ at 19:43| Comment(0) | 日記